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靴下ができるまで①素材(糸)の選定について

2020/02/05


靴下ができるまでには たくさんの工程を経て、色んな人の手が加わり、皆さんの元に届いています。  
靴下ができるまでの生産過程を、シリーズでご紹介していきます。

まず最初のステップとして、糸の選定になります。

靴下には、 天然繊維の綿、麻、シルク、ウール 化学繊維のナイロン、ポリエステルなど 様々な種類の糸があります。 靴下の糸の特徴として、天然繊維と化繊が混紡した糸も多く使われています。

下記は天然繊維と「綿」と化学繊維「アクリル」を混紡した糸の種類になります。



http://kawabejp.com/book.html

http://katomasa.co.jp/material_color


天然繊維だけでは、強度が弱いため化繊入れることで穴が空きづらくなったり、 抗菌防臭加工してある化繊を使うことで臭いも軽減されます。 また、伸縮性を持たせるために、裏糸に呼ばれる糸を使用します。

別名は、F・T・Y(Fitting Yarn)=(体にフィットさせるために、編み物・織物に用いる原糸)、弾性糸とも呼ばれる原糸です。 このFTYは、2種類の糸で構成されています。

「ポリウレタン」と、伸びても元通りに縮む特性を持つ糸を芯糸にして、その芯になる糸をカバーして覆うように染色された「ポリエステル」もしくは「ナイロン」が巻きつけてあります。

FTY糸はソックスを編む時には、表糸(おもていと)に色を合わせて使用します。

アルミの型板に靴下を蒸気でセットを行います。できるだけ真っ直ぐにして、120~140℃の水蒸気と圧力をかけます。すると不思議なほど、真っ直ぐに製品が落ち着きます。

FTYには、芯糸に使うポリウレタンの太さの違いもあります。 20デニール・30デニールが一般的ですが、スポーツ向けによりフィット性を高めたいときに40デニール。

関節サポーター等には、70デニール・140デニール・210デニールとどんどん「ゴム糸」に近づいて行くことになります。 そのため、裏糸を扱う専業メーカーの多くは、裏糸とゴム糸を同時に扱っています。


http://www.marulon.co.jp/product/

こうして作りたい靴下によって、糸の種類が変わってくるのです。 まずは、企画内容に合わせた素材選びからスタートしていきます。

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